笑顔畑の山ちゃんファームの山ちゃんです。
前回、シカによる大根の被害を書かせていただきましたが、
沢山のご心配の声をいただき、ありがとうございました。
何とか、気持ちを入れ替えて、頑張っています。
大変なこともたくさんありますが、良いこともあります。
今年の冬は、異常なくらい暖かいです。
寒さが厳しい春野町にとっては、野菜の生育も順調に進み、
シカによる被害をカバーするくらい、ほかの畑の大根がすくすく育ってくれています。
また、獣による被害を最小限に抑えるために
電気柵を設置しました。
ケモノが電気の流れる線に触れると、
それを怖がり、その後畑に近寄ることはなくなります。
太陽光で発電し、電気を流します。
平場の開けた場所での栽培では、このような獣の除けの設備は必要ないと思いますが、
中山間地での農業では、余分なコストもかかります。
農地も小さく、作業効率が悪い上に獣の対策など、
平場の大規模農業とは、農業環境が大きく違うことも理解していただきたいです。
一色単に、野菜としてまとめるのではなく、
その背景を知ったうえで、野菜の価格が決められるべきだと思います。
そのためにも、春野町の現状を知っていただき、
その上で、野菜やお茶、山のするめ大根などを買っていただけたら嬉しいです。
大好きな春野町を、薬袋に繋いでいくためにガンバって行きますね(^_^)/