笑顔畑の山ちゃんファームの山下です。
だいぶ暖かな日が増えてきましたね。
そんな中で、先週から原木椎茸の菌打ちを始めました。
みなさん突然ですが、
原木栽培のしいたけと菌床栽培のしいたけの違いって分かりますか?
これを知ることで、原木しいたけの魅力が分かってもらえるはずです。
(山から切り出してきた原木です)
簡単に言えば、
菌床しいたけ=人口栽培
原木しいたけ=自然栽培
ってことになります。
一般的にスーパーなどで売られている椎茸は菌床栽培の椎茸がほとんどです。
菌床栽培は、おが粉を固めて床を作り、しいたけの菌を打ち付け
約6か月ほどで収穫できます。
安定して収穫が可能なのが特徴です。
なかなか手に入らないしいたけが、原木しいたけです。
山ちゃんファームでも栽培している原木しいたけは
どんぐりのできるコナラやクヌギなどの30年近く育った木に
しいたけの菌を打ち付けます。
収穫までには約2年ほどを要し、
基本的には11月から4月ころまでの収穫となりますが、
気候の影響を受けるので、安定して収穫はできません。
だからなかなかスーパーなどには出回りません。
ですが、30年以上蓄えたコナラやクヌギの栄養で育つしいたけは
『山のアワビ』といわれるほど、肉厚で歯ごたえも良く、味も濃厚です。
今年も皆さんに大変喜んでもらっています。
今年もあと一か月ほどで原木しいたけの時期が終わります。
どこで買えるのってよく聞かれますが、本当に収穫が不安定なので
どうしても欲しいという方は、メールもしくは、
fakebookで山ちゃんまでメッセージをくださいね(^^)/